しもふさ東武カントリークラブ クラブハウス
始めてここを訪れコースを案内された時、とても手入れの行き届いたきれいなコースだと思った。
そしてその時、この風景を建物に取り入れたいと直感した。コース自体、起伏が少なく平坦なので、そのまま借景するには効果が薄いと思い、プレーヤーがくつろぐレストラン部分の床を持ち上げ、見下ろす形にすれば、より効果的にコースが見えるのではないかと考えた。
これがこの建物の最初の「種」となり、最終的な形へ結実した。
フォトムービーにまとめてみました。
これはみなさんよくご存知のレゴブロックですが、計画の初期段階でなんとなく頭でもやもやした形をとりあえず形にしてみる時に使うことがあります。
建築士試験の引っかけ問題に出てきそうな敷地と格闘中。