ラベル 【もてなしの蔵】 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 【もてなしの蔵】 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2016年6月27日月曜日

お呼ばれ

少し前の話しになりますが、「もてなしの蔵」が無事竣工し、そのお祝いということでご招待いただきまして、たくさんのご馳走とともにおもてなしをいただきました。お施主さんは無農薬有機栽培を実践されている農家さん。都内有名レストランが直接買付けにもくる安全安心でおいしい野菜を作っています。その採れたて野菜を使った料理の数々。とても美味しくいただきました。

私も野菜作りなど好きでよくやってますが、所詮テラスでのプランター栽培。やはり植物の勢いが違う。生命力が違う。土のある暮らしにとても憧れます。



料理はすべてここの農園で採れた野菜を使ってます。




蔵と同級生のおばあちゃんが炊いてくださったお赤飯のおにぎり。このツヤ。あまりに美味しくおみやげにいただきました。
新進気鋭のシェフにお越しいただきローストビーフ仕込中。
見よ。この絶妙な火の入れ具合。
宴は日がとっぷりと暮れるまで行なわれました。

みなさん、ありがとうございました。

今度は新鮮野菜を仕入れに参ります!

 

2016年6月14日火曜日

もてなしの蔵 再生完了

お施主さんはここで有機農法で野菜を栽培している農園主である。味、安全性などが評判となり都内の有名レストランが直接買い付けに来る。もちろん一般のお客さんへの販売もしている。お施主さんはそんなお客さんたちに、夏にはバーベキューをしたり、冬には芋煮会をしたり畑で採れたての野菜を使って振舞うような、人をもてなすのが大好きな方でもある。

何かに活用したいと保存してきた築90年の農業蔵。一昨年の夏に局地的に降った雹の直撃を受け、東側の壁が無残に落とされてしまったのを期に、再生させることになった。蔵を改修するのあたり、そんな「もてなし」や「つながり」の場を用意できないかと思った。農園に訪れた方がふっと立ち寄りお茶を飲んだり、採れたての野菜を使って料理教室を開いたり、農業を学ぶワークショップが行われたり、ギャラリーになったりと。
(以上、前回ブログ文再掲)

そしてついに築90年の蔵が再生完了しました。


1階サロン 階段下はパントリー。
1階ではお施主さんによるセミナー、ここ農園で採れた新鮮野菜を使った食事会、ワインの試飲会などのイベントやギャラリーとしての貸出などを予定してます。

1階サロン 入口方向を見る。同じ溝を板戸と格子戸が移動する。
あとでお施主さんにお聞きしたところ、工事も終番を迎え床も張り上がったころ、その日は作業が早く終わり、職人さんもいなくなったので1階のケヤキの床に寝転んでみたら、ほんの少しのつもりが、あまりの気持ちの良さに数時間うたた寝してしまったとの事。

2階サロン 梁下の高さが低く頭をぶつけやすかったので2階の床を下げている。
2階サロン 階段方向を見る。
以前の急勾配のはしごのような階段を撤去し、登りやすい階段を場所を移し新設した。

2015年8月17日月曜日

手仕事

一昨年の夏、三鷹を局地的に襲った雹により東側の壁面がご覧のように損傷を受けてしまいました。土壁が崩れ小舞が見えてしまってます。


この面の土壁は全て落とし、新たに木舞を組みました。足場があるため壁全面をお見せできないのが残念ですが、格子に組まれた木舞はかなりの迫力がありまね。


土を団子に練り上げたところ。


今回左官工事を担当していただいた小松左官さん。全国の重要文化財の施工も手掛けられてます。親方自ら施工して頂いてます。酷暑の中ありがとうございました。





見事、見違えました。

途中で台風も来ましたし、梅雨の時期での施工でしたので、逐一お天気と相談しながら、ひとつひとつ丁寧な手仕事の積み重ねの結果が出ました。

足場を外すのがとても楽しみです。


2015年8月10日月曜日

もう一度

2階の床材は程度もそれほど悪くないので、既存の1階の床材を再利用することにしました。もちろん90年の歳月の中でひどい虫食い部分もありますので、そのあたりは除外しながらです。


一枚一枚、丁寧に水洗いし再生を待ちます。


既存の柱梁の雰囲気に違和感なく張り上がりました。


できるだけ捨てずに使えるものは大事に使う。それがこの建物に対する正しい態度だと思います。

2015年8月6日木曜日

土地の記憶3

【もてなしの蔵】製材所へ運びこむところからの続きです。


木場の製材所に運び込まれたケヤキ材。どの部分が床材として使用できるか選別しています。なんとか1階の床面積分は確保できそうです。


長さを3種類に絞り、立派な床材として生まれ変わりました。現場にて仮置きしたところです。各々の板にそれぞれの表情があり楽しいです。


いよいよ床の養生を剥がす日が来ました。



ケヤキの床材はそのままでだと若々しすぎる印象になってしまうので、既存の柱梁の古材の持つ風合いに馴染むように少し色を付けました。



この土地で育った木々がこの土地に建つ建物の一部になる。
お施主さんの思いが実現できそうです。








2015年5月25日月曜日

土地の記憶2

【もてなしの蔵】
敷地が接する前面道路拡幅に伴い、やむなく伐採したケヤキを何かの機会に使いたいと保管していました。今回の蔵再生の床材として使用することにしました。どうやら1階の床を張り替える分は確保できそうな量です。この日はその材を製材するため、製材所へ運ばれていきました。


新木場の製材所へ向かいます。

2015年5月19日火曜日

もてなしの蔵

【もてなしの蔵】
お施主さんはここで有機農法で野菜を栽培している農園主である。味、安全性などが評判となり都内の有名レストランから直接買い付けに来る。もちろん一般のお客さんへの販売もしている。お施主さんはそんなお客さんたちに、夏にはバーベキューをしたり、冬には芋煮会をしたり畑で採れたての野菜を使って振舞うような、人をもてなすのが大好きな方でもある。

何かに活用したいと保存してきた築90年の農業蔵。昨年の夏に局地的に降った雹の直撃を受け、東側の壁が無残に落とされてしまったのを期に、再生させることになった。蔵を改修するのあたり、そんな「もてなし」や「つながり」の場を用意できないかと思った。農園に訪れた方がふっと立ち寄りお茶を飲んだり、採れたての野菜を使って料理教室を開いたり、農業を学ぶワークショップが行われたり、ギャラリーになったりと。

蔵の再生は左官の腕に負うところが多い。日本でも有数の左官屋さんとの協同で今年9月の竣工を目指し、動き出したところだ。
別の土地に大正15年に竣工したものを昭和20年代にここへ移築された。
表面の仕上げ漆喰が所々剥がれている。

完全に小舞が露出している西側外壁は、全面小舞から撤去し、小舞から新設、その他の面は漆喰から撤去、復旧を考えている。


2015年1月22日木曜日

土地の記憶


この土地に育ったケヤキの木。やむを得ず伐採したそうですが、いつか何かに使えると思い保管しておいたそうです。今回の蔵再生に合わせ、床材としてきちんと製材して甦らそうと思います。
【もてなしの蔵】