私の場合、「建築」という種が心の中に蒔かれたのは、小学校3年のときに父親が自宅の新築をしたときのような気がする。学校から帰っては大工さんの仕事を飽きずに見ていた。鉋から出てくる向こうが透けるぐらい薄い布のような鉋屑やきれいに揃った道具たちに釘付けになった。
高校でその先の進路を決める際、コンピューターの道か建築の道かを迷った時期があったが、建築を選んだ。あれから30年。道は自分で選んだ(つもり)だが、その道程で遭遇することはまさに邂逅。思いがけない出会いやめぐり合わせの結果が今を形づくる。
高校でその先の進路を決める際、コンピューターの道か建築の道かを迷った時期があったが、建築を選んだ。あれから30年。道は自分で選んだ(つもり)だが、その道程で遭遇することはまさに邂逅。思いがけない出会いやめぐり合わせの結果が今を形づくる。
職業に就く動機やきっかけは人それぞれであるが、待っていては出会いはなく、巡るものも巡っては来ない。いろんな経験をして引き出しをたくさんもつことが大事だと子供たちに伝えるつもりだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿