2018年11月11日日曜日

認定こども園 風の丘 

認定こども園 風の丘(千葉県松戸市)竣工しました。

7月初めから子供たちは元気に登園してます。




こんなことを考えながら設計を進めました。

【建物が遊び場ということ】

狭いところ、広いところ、高いところ、低いところ、外のようで内のような、そんなことを意識して空間を作りました。
•せまいところ・・・階段下の絵本コーナー
•たかいところ・・・たたみコーナー・そこからの滑り台
•かくれられるところ・・・ロフト
•中のような外、外のような中・・・保育室〜デッキ〜園庭
5歳児室のロフト


0歳児室と1歳児室の間に設けたくぐり戸。

ランチルームの畳コーナー

階段下の絵本コーナー


【食べるところがみんなの中心ということ】

厨房とランチルームの位置が、敷地内でそして建物内でしっくりいったときにプランは固まり、プロジェクトは一気に動き出しました。
•みんなで食べる・・・ランチルームでみんな仲良く
•自分でよそう・・・厨房カウンターから自分のご飯をよそれるように
•調理は魅せる・・・今日のお昼はなんだろうなぁ。楽しみ!
ランチルーム


【そとで遊ぶということ】

屋内で遊ぶ以上に泥んこになりながら、そして季節を感じながら外で遊ぶことを大事にしました。
•ここは風の丘の里山・・・縄文人もきっと井戸端でワイワイ
•実のなる木・・・やまもも、あんず、かりん。
•大きな山、小さな山・・・体力に合わせて
園庭全景

大きな山のトンネル

井戸水を引いた水盤

縄文トイレ

【穏やかなデザインであること】

絶対的に優しく穏やかな空間であることを意識しました。
•あたたかさ
•やさしさ
•やわらかさ
•そして、ほんものであること。

3、4、5歳児室を繋げると一つのホールになる

2歳児室
0歳児室 
2歳児室




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